
こちら弟子屈の
水郷公園釧路川の蛇行した自然環境をできるだけ残した自然生態観察公園なのです。
冬はオオハクチョウや水鳥たちで賑わっていたこの場所。
釧路湿原に早朝訪れるため、金曜の夜に車中泊しました。
★冬の風景はこちら
相変わらず、道の駅に車中泊する人は大勢いるのですが
ここに立ち寄る人はおらず、静か~な公園です。
マガモの雛たちも大きくなりました。

全部で7羽、まだまだお母さんの傍から離れません

身体は大きくなっても羽はこんなにちっちゃいのです。

お父さんは、すっかり地味になりました・・・・・

センニュウ類?ムシクイ類?
いつもアタマを悩ませます・・・・・
名札つけてくださーい!

とってもひさしぶりな
アオジ♀
相変わらず鮮やかな
ベニマシコ♂

公園の周りでは
ヤナギトラノオ 今が盛り
ヤマブキショウマ やっぱり大好き♪水郷公園♪♪

場所はこちら
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濃い霧に覆われたこの日、クモの巣まで芸術的!
クモは苦手ですが

こんな巣ならば大歓迎

オオヨシキリは頭の毛を逆立てて囀り・・・・
コヨシキリはキリリとした顔で器用にとまっています♪

道が終わると、そこからは砂浜を歩いて進みます。
風景は一変、
ハマナスの丘。

霧の中で獲物を狙っているのか・・・たぶん
トビ
ここまで来ると、左右の海と沼がくっつきそうなぐらい狭くなります。
やがて行き止まり。
干潮時には渡ることもできるようです。

砂浜には
エゾノゴボウムギ
ハマボウフウ ハマエンドウ
ツマトリソウ(こちらは砂浜手前の道沿い)
ウンラン
沼では漁が。

こちらも負けずに漁をする
アオサギこんな風景を見ながら今回のプチ旅行が終わりました・・・・・

十勝海岸湖沼群のひとつ
湧洞沼展望台のあるここの駐車場から自転車で散策。
右に湧洞沼、左に太平洋の景色を見ながらのサイクリングです。

ここを登っていくと展望台へ。

湧洞沼と太平洋に挟まれた1本の直線道路、その両側には
ハマナス、
ヒオウギアヤメ、
エゾカンゾウ、
センダイハギなど多くの花が咲き乱れています。
そして濃い霧が花たちを優しく包んでいるのです。

道沿いでたくさん見られる
チシマフウロ
更には
エゾフウロ大好きなフウロソウに囲まれて、私は夢心地・・・・


セイヨウではないタンポポ!!
総苞片が反り返ってないだけで、顔がほころんでしまいます。
(※現在見られるほとんどがセイヨウタンポポ
外側のガクが反り返っているのが特徴です)30cmほどの長い茎、この紫の茎からすると
シコタンタンポポ!
道沿いを埋め尽くしていました。

この花園は、鳥たちの天国でもあります。
隠れる所がたくさんあるこの場所では、いたるところで囀りが。
まずは
ハマナスがお似合いの
ノビタキ♀(現在のTOP画像はハマナスとノビタキ幼鳥
プロフィール画像はノビタキ♀とエゾカンゾウ)

セリ科の白い花もたくさん咲いている中、
コヨシキリのお客様。

ここはこれからセリ科の白い花に覆われます。
白・黄色・紫の競演・・・・
これぞ手付かずの原生花園なのです。
後編につづく

草むらの中からニョキッ

スキップスキップ楽しいなぁ~・・・・

ここは
愛冠岬厚岸湾の東に突き出た小さな岬。

岬の先端に立つと、まるで海の上を飛んでいるかのよう(気をつけましょう!)
エトピリカなど海鳥の繁殖地として有名な大黒島や小島が望めます。

崖にひっそりと咲いているのは
キクバクワガタ
そして目の前を飛んでいくのは
オジロワシ
こんな巨木を見つけてしまったら・・・・・・

大地の鼓動が聞きたくて、ついつい中に入ってしまうでしょう。

木にマリモが生っている!・・・・見事なコケの芸術です。
さて、1泊して翌朝は十勝方面へ向かいます。

さて、続いて散策したのは
霧多布(きりたっぷ)この看板を見ただけで、すでにワクワクが始まっています。
霧多布湿原は日本第三位の面積をもつ湿原
(第1位は、もちろん釧路湿原)
「ラムサール条約登録湿地」とされ、国の天然記念物にも指定されています。
今回は、
琵琶瀬木道を散策。
出発地点のこの案内板は、木のおもちゃを作っている漁師さんの手作り。
ハクサンチドリ ヒメイズイ
エゾカンゾウ ヒオウギアヤメ
クロユリ
ここで一番目を引くのが
クシロハナシノブエゾハナシノブの種類は非常に多いのですが、湿原型のこれは
鮮やかな他の花を寄せ付けない「しっとり感」があるのです。
湿原の花に別れを告げ、今度はあやめを見に車を走らせます。

厚岸町・
あやめヶ原 
広さ100ヘクタールの原生花園に咲くのは、30万株の
ヒオウギアヤメ見頃は、もうちょっと先でしょう。
海を見下ろす風景との相性が素晴らしいのです!

周りには
エゾノタチツボスミレ 八重咲きの
シコタンキンポウゲ
そしてやっぱり花火のように花を咲かせ始めた
マルバトウキまだまだ寄り道をしたかったのですが、時間切れ・・・・・
今度は岬に寄りながら十勝方面に向かいます。
温根内は釧路湿原の西端にあたります。
ビジターセンターから木道を進んでいくと、まずはミズナラなどの雑木林。
シマリスもチョロチョロしています。
エゾムシクイも、その姿をちょっぴり見せてくれました

左より
サギスゲ・
ヤナギトラノオ・
ハナタネツケバナ 
途中、湿原を代表する樹木・
ハンノキ林が続きます。

まるで砂糖菓子のような
ミツガシワそろそろ見頃も終わりにさしかかりました。
コツマトウリソウ コタヌキモ
ハンノキ林を抜けると、そこは
ヨシやスゲの原野これぞ湿原・・・・・

そこにいるのはやっぱり
ノビタキ(左)や
オオジュリン(右)
恋の季節も終わって、ほとんどがこの湿原の中から声が聞こえます。
声はすれども姿なし・・・・の状態。
エンコウソウ イソツツジ
ツルコケモモ シコタンキンポウゲ
ツバメシジミ エゾノカワヂシャお天気には恵まれませんでしたが、
釧路湿原はいつもこんな感じです。
湿度たっぷりのこの場所で、長距離ドライブで渇いた喉が潤いました。

えにわ湖の手前の丘陵地帯に位置する
緑のふるさと森林公園4つの森に分かれており、春は山菜採りの人たちで賑わいます。
林道はご覧のようなアップダウンがところどころにありますが
足元は整備されているので、とても歩きやすいのです。

場所はこちら

森に入って最初に出会った花が
サルメンエビネ嬉しすぎます

漢字では猿面~・・・・・猿の顔に見えたことはありません
タニギキョウ
ギンリョウソウいつ見ても不思議な花です・・・・・
ユウレイタケ
の方がピンときますね。
ジンヨウイチヤクソウ葉がたくさん出ていたので、見頃はこれからでしょう。

恵庭市の花
スズラン森林公園ではちょうど見頃です。

すぐに茶色く変色してしまうので
見頃を逃したくない花の一つでもあります。

林道のいたるところで見られる
ギンランまだまだ続々と葉がでてきています。

駐車場横に植えられた
ヤマツツジに集まる
ミヤマカラスアゲハこちら、後翅裏面に
淡黄色の帯があります。
(淡黄色の帯のないものが
カラスアゲハ)

ツツジの花が大好きな
オナガアゲハ♀羽がやや細く、後翅に赤い模様が入っています。
北海道に生息する黒いアゲハはこの3種だけなので
見比べてみるのも楽しいですね♪
これからも続々と花が咲きそうな森林公園。
ほんの一部しか歩いていないので、じっくり攻めたい場所となりました。

芦別
三段滝 富良野から三笠・桂沢湖経由では必ず通る場所です。
かなりスケールの大きい滝なのですが、それを表現するのは難しい。
緑豊かなこの場所、紅葉の季節が素晴らしいのです。

ちょうど
タニウツギが満開。
水しぶきをを浴びて涼しそう。

足元には
エゾタツナミソウ
さて車を走らせしばらく進むと、初対面の
エゾリス♪
この場所にいることは知っていたのですが(冬にエビフライがありました)
姿を見たのは初めてなのです♪

こちらに気付くことなく、スルスルと木を降りてきました。

すごい体勢で水を飲んでいます

暑くて喉が渇いたのね。
お昼なのに活動中の、このリスは・・・・・

やっぱり
おっぱいがありました。
子育て真っ最中のようです。
やっぱり「母リス」の活動時間は長い。
しかもご覧のとおり、耳毛なし!
そうなのです。すっかり夏毛に大変身していたのです。

千歳川に流れ込む支流の一つ
ユカンボシ川その源流は恵庭公園内の湧水です。
久しぶりに実家の近くの
恵庭公園を散策。
フタリシズカ花穂は2本と思いがちですが実は1~4本。
ウツボグサ


左上:カタバミ 右上:チシマアザミ
左下:ツルアジサイ 右下:ヒメヘビイチゴ

左から コケイラン、ゼンテイカ(エゾカンゾウ)、バイケイソウ

何処にでも咲いている
オオハナウド近くで見ると、それはそれは不思議な花の集まり。
中心から外側にいくほど花びらが大きくなるのです。

花後はまるで花火

ムラサキケマンが咲いているこの場所では・・・・・

優雅な舞いを見せてくれる
ウスバシロチョウまるで、空から羽が舞い降りてくるような飛び方。
これほど優雅に舞う蝶はいるのでしょうか。
たくさんのウスバシロチョウがフワりフワリ・・・・・
このウスバシロチョウ・・・シロチョウ科ではなくアゲハチョウ科です。
異空間に迷い込んだようなひと時でした。

場所はこちら

各地で
エゾフクロウの雛が育っているとの情報が耳に入ってきます。
そのうちの1箇所を訪れてみました。
こんなに高い場所にポツンと枝にとまっているのです。

モコモコ、フカフカなのです

時折、上が気になるようで、短い首を伸ばしてはキョロキョロ

カラスかな?トビかな?
それともお母さんが帰ってきた?

大きさは、もう大人と変わらないぐらい大きいのです。
モコモコなので更に大きく見えるかも。
でも、まだまだ自分で狩りはできません。
これだけの身体・・・お母さんも餌を運ぶのが一苦労ですね。

子育てシーズン真っ盛り!
この穴では
コムクドリの雛が、しきりに鳴いています。

お母さんも、せっせと餌を運んでいます。
オオルリのお母さんも大忙し!
シジュウカラの雛は一足早く、外の世界に飛び出しました。
まだまだお母さんの後をくっついていますけどね

以前からずっと気になっていたお店へ行ってきました。
上富良野町の畑のど真ん中に位置する
ファームレストラン・あぜ道より道 
場所はこちら(上富良野町東6線北16号)

建物の中からは360度こんな風景。
そして食材も全て農家のお母さんが育てたものなのです。
この野菜は○○農園、このパンは○○農園のお母さんが焼いたもの・・・
と心のこもったメニューが並びます。


左上:「食事ができるまでどうぞ♪」と出されたのは、
酢大豆と黒豆の甘煮右上:サラダはとにかく盛りだくさん!普通に出てくるものの3倍はありそう。
そして種類が豊富なのです。
この日のメインは初物の
紫のカリフラワー 採れたてです♪
左下:野菜のポトフは
手作りベーコン入り
右下:セットについてくる飲み物とデザート
この日は
トマトのゼリー(トマトを凍らせて作ったもの)

手前:ポトフには
五穀入りパンもついてきます(ライスも選べます)
奥: 私が頼んだ
野菜カレーには
アスパラが長いまま入っています。
とにかく野菜をたくさん食べたい時にはオススメ!
大地の恵みをいただいて、更にパワーアップしました

久しぶりに行った美馬牛の湿地帯。
空は緑に覆われ、周りは見渡す限り・・・ジャングルと化していました!
オオバナノエンレイソウも、実がこんなに大きくなりました。
チシマアザミは私よりも背丈が高い!
見上げると・・・・食べられてしまいそうな雰囲気。
コウライテンナンショウの縞々の透け感が大好き。
明るい光に向かって写したい植物の一つです。

くたびれています、終わりかけの
バイケイソウ
たくさんの花が集まっているこのような花は、大雑把に見えますが
ひとつひとつがとっても可愛いのです。
カラマツソウの白が眩しい


湿地ではおなじみ
エゾイトトンボ口にはしっかりと餌を咥えています。
頑丈そうなアゴですものね。

すっかり緑に覆われてきた美瑛近郊の丘。
3本の木も やはり青空がお似合い。
赤い屋根のある風景も、こんなに緑豊かになりました。

場所はこちら
ラベンダーの季節には、まだちょっと早いですが
お花畑が続々と華やかになっていますよ。

風に吹かれて ゆ~らゆら・・・・
エゾハルゼミは、車の窓からも入ってきます。
かなり驚き!5cmの隙間からの侵入。

昨日は
白金の森を散策。
花粉症でダウンしている主人は、まだ芽吹いたばかりの
こんな山道がホっとするようです。

早速、薄紫色の
ノビネチドリと遭遇。
葉っぱがフリルがかっているのです。

更には
白のノビネチドリ
こちらは
ハクサンチドリノビネチドリと違い、すっとした葉っぱ。

やはり濃紫色の斑がたまりません。

ここにも咲いていた
キバナノコマノツメ
アマドコロだと思って下を覗いたら・・・・
オオバタケシマラン
ゴゼンタチバナも咲き始め・・・・・
マイズルソウも満開を迎えました

ひとつひとつが雪の花のように繊細

水辺の
ツルネコノメソウが清清しい・・・・


左上・・・キアゲハ 右上・・・ミヤマカラスアゲハ
左下・・・ホソバヒョウモン 右下・・・蛾でした

花粉症の人もココロ安らぐ
白金の森なのでした。

ここは東川町にある
おむすびの里というお店。
お米屋さんが作る手作りおにぎりのお店なのです。
おにぎりに最適の割合でブレンドしたお米、天然の粗塩を使用。

いつも旭川方面に行く時には、ここで調達♪
お惣菜も美味しいのです。
私は卵焼きがお気に入り。

さて、美味しいおにぎりをいただいた後は久しぶりの自転車。
走ったのは
忠別川沿いのサイクリングロード週末の昼間はさすがに暑かった!
出発は
東神楽森林公園、そしてこの
ツインハープ橋で折り返します。
往復で31kmなので、ちょうどいい。

暑い日には、やっぱり川原が気持ちいい♪
ついつい長居してしまいます。
忠別川取水堰取水堰(しゅすいせき)とは貯水池や浄水場、用水路などに水を引き入れるために
川をせき止める形で設置された堰のこと。
この忠別川は冬はマイナス気温で凍った川水が流れるので
常に監視の目を光らせているのだそう。
そして、ここは人と自転車だけが通ることができるのです。
ノビタキ♂この忠別川沿いのサイクリングロードの周りは田んぼだらけ。
とにかく鳥の鳴き声で自転車が前に進みません。
ホオアカバックはもちろん田んぼです♪

素敵な枝にとまったものの、やっぱり田んぼの前のノビちゃん。
ホオアカが多いこの場所。
それぞれ鳴き声が微妙に違っていて、それを聞くのも楽しい♪

サイクリングも終えて帰り道
模範牧場に、いよいよ牛が放牧されました。
「牛と十勝岳連峰」の別バージョンがお望みの方・・・・
こういうのはいかがでしょう。
牛とサイロの模型があるのです。
(5月20日撮影なので、まだ雪が残っています)

白金方面に向かって走ると右側にあります。
一瞬なので見逃さないように

さわやかなお二人

実は週末、リンクしている
カナダ ねいちゃー紀行の田中さんのいとこ
akiさんご夫妻と
短い時間だったのですが、一緒に散策を楽しみました。
さすがカナダの大自然に住んでいる田中さんと血が繋がっているお方!
自然と森に溶け込んでしまうのですから・・・・・
ご主人も同様、すぐに鳥を見つけ出します!

散策したのは美瑛・
聖台ダムミズナラには、前に見つけたたくさんの
包みが!
葉っぱを上手にたたんでおります。

なんとakiさんのご主人が知っておりました。さすが!
巻いているのは
オトシブミの仲間。
オトシブミの仲間は、種類によって巻く葉が決まっているのだそう。
ミズナラは・・・・たぶん
コナライクビチョッキリなのでしょう。
巻いている姿を見てみたい・・・・・
そしてこのゆりかごの中には卵が入っています。
作る時も、真ん中の葉脈を傷つけないので、葉は枯れないとのこと。
こんな素敵なHPも紹介してくださいました。
こちら図解でとてもわかりやすいですよ♪
エゾハルゼミも、ちょっと裏を拝借いたしております♪

akiさん発見!セミの抜け殻の大行列です。
根元近くから上までびっしりと!
きっと木の根元から出てきたのだろうと
みんなで穴を探したのですが、それらしきものがないのです。
何処から出てきたのでしょう。

裏から見ると・・・・ほとんど羽なのですね。
身体のちっちゃいこと!なるほど抜け殻が小さいはずです。

セミの大合唱で、鳥の囀りなんて聞こえない・・・・と思っていたら
「キョッキョッ・・・」と
アカゲラ登場。
ご馳走を引っ張り出そうと必死です!
虫も抵抗している?
「密会」ですか!!!!
ホオジロ♂と
ノビタキ♀のツーショットです。

すぐそばには
ノビタキの幼鳥(たぶん)
上のノビタキ♀はお母さんなのでしょう。
いろいろなことを教わって、無事に大きくなってね♪
ベニシジミも鮮やかな小さな羽で舞い始めました。
人との出会いは、新たな自然との出会いでもありますね♪
みなさんから多くのことを学び吸収するのも、また楽しい~

夕立があった翌朝、
せせらぎ遊歩道へと足を運びました。

足を踏み入れると、森の匂いが違います。
そして緑も一段と濃く、水滴がキラキラ輝いています。
オオアマドコロの葉は、他の植物よりも水をはじきます。
コロコロと水滴が落ちていくのです。
ズダヤクシュもぐんぐん伸び・・・・
エゾノレイジンソウが蕾をつけ始めました。
ツバメオモトの花は、森のステージに立つアイドルのよう


山の中は
ムラサキヤシオの鮮やかな紫色で輝いています。

丸太の階段の周りには・・・・・

黄色いスミレの
キバナノコマノツメがびっしり♪

この日、一番キラキラ輝いていたのは・・・・・
ミヤマエンレイソウ花の終わりのピンク色が、雨で更に透きとおり
まるでガラスの花のよう・・・

雨上がりには、また違ったおもむきを見せてくれる野の花たち・・・・
きっとまだまだ魅力が隠れているのですね。

トマムに行った後は
かなやま湖へ。
ここは多くの鳥・花・そして魚を楽しめるスポット。
キャンパーにも人気の場所ですね。

気温がぐんぐん上昇した週末、わんこも水に入りた~い♪
気持ち、わかります。

湖へ続く木立の間が気持ちいい・・・

親子で釣り糸を垂れたり・・・・・

木陰でのんびりお昼寝する姿も・・・・

そして、この広大な
かなやま湖を造りあげているのが
金山ダム我が家から見える十勝岳連邦のひとつ、上ホロカメットク山を源とする空知川。
シーソラプチ川、ルーオマンソラプチ川の2つに分かれ山間部を下り
ラフティングが盛んな落合付近で合流し空知川となります。
そして、金山ダムを経て富良野市へ。
更に滝川市で石狩川に合流するのです。
川について学ぶには
「北海道川原版」のヌマチチブさんのところへGO!
ダム湖の特集は
こちら検索機能を使って、気になる場所を調べてみるのも、また楽し。

ダムの上部は車で通行可能。
金山ダム管理所の中に入ってみると
中はご覧のようなガラスのモチーフがお出迎え。
ラウンジあり、ビデオあり、パネルもたくさんあり
子供から大人まで楽しく学ぶことができます。

ここが湖で、ワカサギも釣れて・・・・周りにはクマがたくさんいるね♪
と優しくお話してあげましょう。

最上階に上がると、かなやま湖が一望できる展望台もあります。
かなやま湖に行ったなら、是非ダムにも足を運んでみてはいかがでしょう。

スキー以外で
トマムに行くのは初めての私。
さてこの時期はどんな景色が見られるのでしょう。
ゴルフ場には人がいるのですが、その他は見られません。
やはりこの時期は空いているのですね。

早速、
散策路を発見!
建物の間の小道なのですが、片側には広大な森が広がっています。
テングクワガタ
ナンブソウが一斉に咲き始めました。
たぶんヒメイチゲでも花は2つ、花弁も多く葉の形もちょっと変。
時にはこういうもの咲くのですよね、野の花。

そして付近には
エゾリスが作りあげた芸術品「エビフライ」もたくさん。
ここには給餌台もあるので、食べにくるのでしょうね。
可愛らしい階段も作ってありますが・・・・・

それでは、ネコが登るでしょう


帰り道、
空知川では
ラフティングの風景。
緑が濃くなってきたので気持ち良さそう♪
川からの景色は、また違って見えるんだろうなぁ・・・・
まだ、ラフティングは未経験の私です。
ノビタキ♂も尻尾を上げて囀ります。
白い眉斑が下がっていて、ちょっぴりトホホ顔。
ヤマキマダラヒカゲ続々と蝶が羽化を始めましたね。

白金温泉へ向かう
白樺街道こんなにも緑が眩しくなってきました。
こちらは隣の遊歩道。

のんびり散歩をすると、こんな出会いも・・・・・
ノビネチドリ
車で走ると、こんな景色ですね。
正面は
美瑛岳
上俵真布林道ゲート前では、こんなにくっきりと山々が見えます。
近すぎず遠すぎず丁度いい、お気に入りの場所。

このゲートから先は、申し込みをして(登山)鍵を開けなければ
通ることができません。
熊出没注意!・・・・北海道では各地で見られますね。
でも、この辺りは本当に出ますから!
5月24日にも、このゲート付近に
ヒグマの糞があったのだそうです

車からパパっと出て、景色をちょっとだけ堪能。

夕暮れの模範牧場では
エゾシカが走る・・・
よかった!ひさしぶりに元気なエゾシカ


道路を渡る時には一旦停止!

右見て左見て、私も見て・・・・・

ゆっくり歩いて横断です
十勝岳温泉・凌雲閣まで車を走らせると
ちょうど丸い太陽が沈んでいきます。

この場所には、立ち枯れた木がたくさんあるので
日が暮れた後には
影絵の世界が楽しめます。

あの木もこの木も、年月を重ねた木々は素晴らしいのです・・・・
さて、美瑛・白金方面にいらっしゃる方も増えてくることでしょう。
明日10日は「美瑛ヘルシーマラソン」
通行止めになる時間帯があるので、チェックしてお出掛けくださいね。

10日ぶりに
せせらぎ遊歩道へ

足元には、こんなにも花が咲き始めました。
スミレは紫と白、
ヒメイチゲ、
マイズルソウ、
コミヤマカタバミ・・・

真っ白なスミレがたくさん!
ウスバスミレだと思うのですが、紫の筋が薄いのでどうでしょう・・・・
週末、じっくり見てこようと思います。
ツバメオモトも続々と。
センダイムシクイも見事に虫GET。
虫が苦手な私のために、みなさんどんどん捕まえてください

ミヤマスミレに舞い降りた
ヒメギフチョウ
その後、卵を産みつけています。
いよいよ、ちょっぴり遅い春がやってきた白金近郊なのでした。

この蒼い流れは
美瑛川天気のいい日が続いているので、最近は更に蒼く見えています。
美瑛川第2号ダムでは、こんなにも!
濁りが全然ありません。
流れのある場所よりも、溜まった場所の方が更に蒼いのです。

白金温泉街にある「ブルーリバー橋」の一つ下流の橋からは
こんな風に見えます。
ここも清清しい風景が見られる場所なのです。

緑と青に囲まれたこの場所は
ムラサキヤシオも咲き始めました

そして、道のど真ん中には骨になったエゾシカさんも

この辺りは、これが普通?
まだ慣れない私です・・・・・・

神社山までは1kmの道のり。
帰りは2kmほどの散策路を選択しました。

今年も見れました
レンプクソウ漢字では
連福草・・・福が連なる!!!
福がどんどんやってきそうな名前なので大好きなのですが
実際は、たまたま根が福寿草と連なっていたのを見た人が、名付けたからなのだそう・・・

ちょっと多目の葉に守られる
ヒトリシズカ
ミドリニリンソウも、もう終盤です

空を見上げると・・・・・

珍しく葉の陰から出てきました!
ホオジロ♀たくさんの囀りが聞こえるのですが、もう全然見えなくなりました。
日傘がたくさんありますからね。

そして、ところどころに見つけたコレは・・・・
ハチトラップそして中から覗くは
スズメバチこちらも気をつけなければいけませんね。

帰りは西達布川にかかる小さな橋からは
芦別岳(1727m)が真正面に。

帰り道、
山部大橋にさしかかると鳥の群れ!
イワツバメです

ちょうど隣のコンクリート工場の泥を集めに来ているのです。
これで巣を造っているのですね。

川沿いの道に車を乗り入れると、頭上をたくさんのイワツバメが飛んでいきます。
スレスレに飛んでいくものも!
河川敷でのんびり眺めるのも楽しいですよ♪

日曜日は
東大演習林・神社山自然観察路へ。
以前は一般の人は行けなかったのですが
2004年から入林届けに記入すると
誰でも散策することができるようになりました。
そして
神社山自然観察路も今シーズンから通れるように。
こちらは「中央口」への入り口です。

看板から左折し、しばらく進むと(未舗装路)駐車場に到着。
入林BOXの中には詳しい地図も入っています。

フキの葉の先には雫がた溜まってキラキラ

ニシキゴロモ
ズダヤクシュ
地味な花ですが、ひとつひとつはこんなにも可愛いのです。
ルイヨウショウマこうして見てみると、春は大きな花が見られましたが
暑さが増すに従って、小さな花の集まりが多いですね。

草丈もグングン伸びてきました。
その分、蚊やブヨも多くなってきたので、肌の露出はNGです。

私よりも包むのが上手です。
いったい誰の仕業?
そして中には誰が棲んでいるの?

こんな山道に蛙。
どこから来たのでしょうか・・・・・

目指すは
神社山 後半につづく・・・・

土曜日は白金近辺もグングン気温が上昇し
陽炎で車もユラユラと・・・・

散策場所は、
美瑛自然の村キャンプ場の遊歩道道路から直接遊歩道に入る道があるので
キャンプ場は利用しなかったのですが、ちょっぴりお邪魔いたしました。

こんなにも緑が!
鳥が全然見えません!
その前に、熊鈴で逃げていってしまうのですけどね。

ついこの間まで雪が残っていましたが
ようやく緑の芽が一斉に出てきました
コミヤマカタバミは葉っぱも可愛いのです♪
そして淡紅色の筋が入る花弁が、とってもキュート。
ヒメイチゲも太陽に向かってユラユラと。
ノウゴウイチゴも、道端にたくさん見られるようになってきました。
エゾスジグロシロチョウは若葉でひとやすみ。

こんな
シラカバの林も抜けていきます。
この画像を見ただけで、鼻がムズムズしてくる方もいるのでしょう。
うちの主人もそのひとり。

こんなに山の景色も変わりました。

このところの暑さで、いよいよ夏毛か!
と思われた
エゾリス
個体差がかなりあり、この子はまだフカフカの雄。
クルミ探しに夢中です♪

まるでヤスリのように、細かく細かくカリカリかじっています。
殻の粉が口の周りにいっぱい!

こうやって太陽の光をあびると、白っぽいのがわかりますか?
これが冬の毛なのです。
もうちょっとでツヤツヤの栗毛になりますよ♪

さて、エゾリスの周りには
ユキザサも咲き始めました。
まるで雪のような花・・・・・

近くで見ても、まるで雪の結晶のようです。
エゾカラマツの白も眩しい

エゾハルゼミの大合唱で、森の中も賑やか


葉っぱの次は何かの幼虫が舞い降りてきました。
そして
オオウバユリの群落があるので
どのくらい成長したのか見に行ってみると・・・・・

5月1日の様子 5月13日の様子

そして、昨日の様子。
全部「草刈」にて撤去!
あ~残念・・・・・・
ここでは、大きな大きな雑草でしかないのですね・・・

どこを見ても緑・緑・また緑・・・・・
目に優しい季節がやってまいりました。
キビタキも新緑の中にいると、激しい黄色が柔らかに見えるから不思議。

ホウチャクソウのグラデーションも優しい色
オドリコソウは、一番上の葉がまるで傘のように花を守っています。
雨の日でも
踊り子は健在なのですね。

登る場所を間違った
エゾハルゼミ草丈は20cmほどでしょうか。

空から舞い降りてきた葉っぱ。
実は細ーい糸がついています。
この葉の中に何かが隠れているのでしょう。
上手に運んでいるのですね。

ガサゴソ・・・の音と共に現れた
エゾリス
こちらは「お母さん」ではありませんでした。
ちょうど夏毛に着替え中なので、まだらです。
と、珍しく平日に散歩を楽しみました♪
せせらぎ遊歩道の名の通り、いくつものせせらぎを越えて行きます。
全て丸太で造った橋というのが、いいですね。

森の中は、光と影の世界。
ところどころに届く太陽の光が美しさを増しています。
ヒメイチゲも倒木に造られたオアシスから・・・・
エゾイチゲ群落もあります

日が差し込む場所では、それはそれは嬉しそうに純白の花びらを揺らします。
美瑛川に到達すると、そこには
カワガラス
目がどこにあるのかわからない顔なのですが
目蓋を閉じるたびに、チラリと見える白い色。
これが見えなければ、ただのシルエットですもの・・・・・

尻尾をピコピコ上下するお得意ポーズもたくさん見られました。
ここは魚もたくさん釣れるのでしょうね。

帰り道では
双子のセイヨウタンポポ茎は1本ですが、ガクは2個分あるので大きな花を咲かせていました。
この場所、これからが花の見頃です。
エゾエンゴサクも、ようやく葉が出てきたばかり。
見逃せない場所のひとつとなりました。