Loading…
シラオイエンレイソウ観察

近郊のオオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウの群落地。

気温も上がり満開に♪

花開いたということで、オオバナノエンレイソウとミヤマエンレイソウの交雑種
シラオイエンレイソウをじっくり観察してきました。
まずは咲き方ですが、うつむき加減。
そしてガク片も長め。
ミヤマエンレイソウにソックリです。
大きな違いはと言うと・・・・・

株立ちしやすいことと、オオバナノエンレイソウ並に大きいのです(より大きいものも)
手前がミヤマエンレイソウなので巨大ぶりがわかりますね。

なんといっても葉の波打ち方が明らかなので、慣れてくるとスグにわかります。

これは怪しい~と思ったら、中を覗いてみましょう。
オオバナノエンレイソウでも、時にはうつむき加減で咲くものもあります。
でも中の違いは歴然。
子房の先が紫色を帯びるのはオオバナノエンレイソウと同じなのですが
6本の雄しべの長さを見てみると・・・・雌しべより短いのがわかります。
(★オオバナノエンレイソウは雄しべの方が長い)
更にマニアックな方は雄しべの花糸と葯に注目!
ほぼ1(花糸):2(葯)長の比率です(1:3ほどのものもあり)
★オオバナノエンレイソウは1:3 ミヤマエンレイソウは1:1

これを踏まえて、怪しい~花の中を覗いてみると・・・・・・
子房の先は紫色なのに、雄しべが短い。
はい、シラオイエンレイソウです♪
花糸と葯の比率も1:2ですね。
オオバナノエンレイソウとミヤマエンレイソウの両方が咲いている場所は、要チェック!です。
同じ両親を持つ交雑種、カワユエンレイソウというのもあるのですが
株立ちしないなどの特徴があります。
まだそちらは未確認。
株立ちが明らかなシラオイエンレイソウを取り上げてみましたが、まだまだ観察が必要なようです。

こちらもありました・・・・コジマエンレイソウ。

この場所にはオオバノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウも多く咲いているので
ヒダカエンレイソウ(ミヤマ+エンレイソウ)、トカチエンレイソウ(オオバナ+エンレイソウ)も考えられますが、ガクの形状、雄しべの長さなどからコジマエンレイソウのようです。
はい、頭バクハツー!ですね(笑)
Cosmos Farmさん、おはようございます♪
文字で説明されてもサッパリわかりませんよね。
私も混乱するものは図解でフィールドノートに書き留めています。
そして、知ってしまうと気になっちゃいますよ~(笑)
来シーズンは通るたびに目がいっちゃうことでしょう。
両方が密に咲いている場所はなかなかないので、私コーフンしちゃいました(爆)
文字で説明されてもサッパリわかりませんよね。
私も混乱するものは図解でフィールドノートに書き留めています。
そして、知ってしまうと気になっちゃいますよ~(笑)
来シーズンは通るたびに目がいっちゃうことでしょう。
両方が密に咲いている場所はなかなかないので、私コーフンしちゃいました(爆)
ねこむすめさん、こんばんは♪
北海道では、いろいろなエンレイソウが見られるのですよ~
お察しの通り、地名の名前がついているものは初めて発見された場所のものが多いですね。
中には種子のできない一代雑種もあり(ヒダカエンレイソウ)、こちらはなかなか見ることができないようです。
それでもオオバナノエンレイソウやミヤマエンレイソウは各地で見ることができるので
毎春楽しみにしているの方も多いと思いますよ(私もです♪)
シーズンは駆け足で過ぎていくので、来年は何処に行こう~と今から思案中(笑)
北海道では、いろいろなエンレイソウが見られるのですよ~
お察しの通り、地名の名前がついているものは初めて発見された場所のものが多いですね。
中には種子のできない一代雑種もあり(ヒダカエンレイソウ)、こちらはなかなか見ることができないようです。
それでもオオバナノエンレイソウやミヤマエンレイソウは各地で見ることができるので
毎春楽しみにしているの方も多いと思いますよ(私もです♪)
シーズンは駆け足で過ぎていくので、来年は何処に行こう~と今から思案中(笑)
trackbackURL:http://tairasan.blog64.fc2.com/tb.php/988-dab3777a